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「一歩一歩、努力重ねて」
小学6年生 数検準2、3級に合格

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よみうりタイムス 8月9日(金)掲載

 

 今年3月に行われた日本数学検定協会の実用数学技能検定で、髙野仁杏(けやき小6年)、菊地優希くん(東山小6年)が高1数学修了レベルの準2級に合格。また、林健心くん(けやき小6年)、柏瀬慧以くん(ぐんま国際アカデミー初等部6年)が中学数学修了レベルの3級に合格した(※カッコ内は受験時)。
 助戸東山町の学習塾「エデュカチオ」に通う4人。切磋琢磨し、日々の努力を積み重ねて見事合格を手にした。「とてもうれしかった。2回目の挑戦で受かった。1発合格だった」と、笑顔を見せる。
 試験範囲は、準2級が数学1A、3級が中学1~3年。1次試験では計算問題が中心で、2次では証明など記述式の問題が出題される。
 4人は試験を振り返り、「やっぱり2次の文章、記述問題が大変だった。思考力の問題の部分、過去問をたくさんやった。三角形の証明が苦手だったから対策した。比例とか二次関数、勉強したとこがうまくできて良かった」とそれぞれ話す。
 塾の講師がスケジュールを立て、過去問を中心に、個々の苦手部分などを独自に対策した。
講師の渡邉さんは「記述問題が入ってくるので、運での合格は難しく、積み重ねが大切になってくる。皆、よく試験に向き合ったなと思う」と語る。
 現在は中学に進学した4人。「次は2級を受けるので頑張りたい。英検にも力を入れる。部活も頑張る」と新たな目標に向かって歩みを進めている。

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