渡邉紀之

2020年11月23日5 分

●Tくん:全国統一小学生テスト結果

最終更新: 2023年3月11日

ご覧頂き有難う御座います。

こちらは「プライベート」用のブログになっております。初めてご覧いただく方は「●はじめに」をお読みいただけますとスムーズかと思います。

さて、今回はテレビCM、中学受験でおなじみの四谷大塚主催「全国統一小学生テスト(以下、全統小):3/11/2020」の結果報告を記事にさせて頂きます。

昨年同時期に受験した、全統小(Tくん:小5)の結果に関してはこちらをご参照下さい。

今回で全統小は2回目の受験です。今回の全統小受験に特に理由はないのですが、イベント感覚で、年1回を目途に受験させて頂いております。

我が家は中学受験の予定はなく、あくまでも大学受験を目標としているので、全統小や受験対策をしていないご家庭のお子様にとって、結果の公表は有益かと思います。また、我が家は、結果は悪くても良くても、今後も可能な限り全て掲載する予定です。今後もご覧いただけますと幸いです。(仕事&プライベートが忙しくなかなか直ぐには更新できませんがご容赦下さい)

自身のお子様以外の結果は、その活用方法さえ間違えなければ、有益になると思います。ただ、「全国統一小学生テスト」で検索しても、未就学児~小3(小4)くらいまでの結果は見かけることはありますが、中学受験が本格化してくる小5・6に関しては、結果はほとんどありません。

余談ですが、ネット上への結果の掲載が少ない理由は主に2つ

・【悪い成績】(親御様が満足できる水準の)結果が出なくなってしまったから。

小4くらいまでは問題自体も簡単で、地頭よりも学習歴・慣れの影響が大きく、成績が良く、自身のお子様を高く評価していた親御様も、中学受験の高い壁に直面した時に、現実を知り、公表を控えてしまう。

・【良い成績】最難関中学校を受験するお子様の受験率が低下したから。

本来、全統小でネット掲載可能なレベル(一般的な感覚のご家庭からするとむしろ積極的に自慢したい水準)の好成績を確実に出せる最難関中学を受験する上位層は、大手中学受験塾・予備校が主催する志望校別オープン模試に照準を合わせます。その為、その子達からすると、簡単に感じるレベルの、あまりメリットのない模試は受験率が低下します。当該の生徒達も全く受験しないわけではありませんが、好成績で当然という感覚なので、大事な時期を余計な時間は使わず、志望校の対策に時間を当てます。稀に、家庭学習の方で難関中学を目指されている方のデータも見かけたことはありますが、日々の学習のメリハリの一環くらいの気分転換で受験されているのだと思います。いずれにせよ、上位層の結果公表はレアケースです。

あくまでも僕の経験則もあっての分析ですが、一般のレベルの子どもの結果を見る機会は少ないと思いますので、今回も感想とともに掲載していきます。

まずはTくん(小6)の結果から
●Tくん:全国統一小学生テスト結果
感想

数学は1問ミス。僕個人としては、頑張ったなと思います。満点取り切れないところがTくんの学習の質や精神年齢の低さを露呈していると思いますが、それは現在の自己管理学習を経て、徐々に向き合う局面が訪れると思います。

国語に関しては、前回同様気にしていません。(勉強における)論理的思考の部分に関しては、わが子ながら一定以上の評価をしています。高校受験なのか、大学受験なのか分かりませんが、精神が自立した時に、解法や知識を身に着けていくと思います。

総じて、平均よりは良い結果となりましたが、国語の点数が足を引っ張る形となり、全体順位は大幅に下がってしまいましたが、本人は「東大受験はまだ先だから」と楽観視していました。

地方にお住いの方は、大学受験を甘く考えている方が多い印象です。愚息の発言しかり、しっかり現実と向き合う必要があることは強調しておきたいと思います。

受験会場は今回も「早稲田アカデミー ExiV渋谷校」を利用させて頂きました。コロナウイルスのリスク低減の為、公共交通機関ではなく自家用車で行った為、時間の関係上2科目受験となりましたが、心地よい疲労感を味わっていた様子でした。今回は6年生の今の時期という点と、実力不足から、前回のような勧誘はありませんでした。(今回Sちゃんにはありました)

来年は中学生になり、受験なしの公立中学校への進学予定の為、有料・無料問わず、外部模試をもっと活用していき、現状と課題に向き合ってもらいたいと思います。

模試の価値は、目先の1問を1つ1つ分かるようにしていくことではなく、むしろ現状と目標との差を測り、逆算して、差を埋めていくことだと思います。塾を活用することで、その差を正確に算出し、具体的に導いてもらう必要があります。

しかし、能力に応じて、当然努力量は異なります。厳しい現実ではありますが、能力次第で、端から達成の可能性が極めて低いものや、目標達成には計算上、何十年・何百年も歳月を要することもあるわけです。受験生にとっての試験慣れだけでなく、そうでない方にも、現状を把握する上で、定期的な受験をお勧めします。

結果一覧はこちら

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